2018.08.03-05大キレット、ジャンダルム【百名山】南岳から西穂まで

2時を過ぎてくると周りがザワザワとし始めました
まだ、風は吹いています

3時を過ぎても風は収まりません

とりあえず奥穂山頂での判断にしようと思い、朝食を食べ、支度にとりかかります
トイレに行こうと山荘に向かうと意外と風が弱い気がします
すでにヘッドライトを点けて出発していく人が結構いました

自分がテントを張ってるところが風の通り道になってるようです

体が持っていかれる程の風ではなさそうなので、奥穂に向けて出発します

4:55 出発

ガスガスです

30分ほど登ると

絶景です

5:30 奥穂高岳山頂

この先は

天気は良さそう
風も突風が吹かなければ、今のレベルなら大丈夫そう

というわけで、
いざ、ジャンダルム!
いざ、西穂!!

馬の背に向けて、ナイフリッジを這うように進んでいきます

そして、最初の難関、馬の背

昨日は空身で周りに誰もいませんでしたが、今日は風もある
荷物もある
すぐ後ろに人もいる

そんな状況の中、昨日予習した降り方で慎重に降りて行きます
後ろの人は早く行きたいのかやけに詰めてきます
だから馬の背の前で道を譲ったのに、お先にどうぞなんて言うもんだから
そう言うなら間隔を空けて欲しいです
仕舞いには自分の手を踏んでくる始末

そんなこともありながら、なんとか最初の難関をクリアしました

次はジャンダルム基部に向けての急降下と急上昇

みなさん早いので、登り斜面に取り付く頃には先行者が見えなくなってしまいました

昨日、予習した垂直に近い斜面を登り、岩壁を巻いていくと新たな岩壁が現れます

さて、ここはどう登ればいいんだろう?
背中側は切れ落ちているので、途中で落ちたらそのまま谷底です
前に人がいれば、手掛かり、足掛かりを参考にできるんですが、誰もいません
後ろから誰か来ないかと様子を伺いますが、来そうにありません

意を決して登りにかかりますが、どうにも手掛かりがありません
一瞬、ここでリタイヤか?との思いが頭をよぎります

が、どこかにルートがあるはずなので、慎重に手掛かりを探していきます

なんとか手のかかりそうなところを見つけ、滑落の恐怖と戦いながら登ります

なんとかクリア
ここを降りられる気は全くありません
ということは、西穂まで前進あるのみということを意味します
大キレットから西穂までの行程で、ここが一番やばかったです

そこを登るとジャンダルムの基部へ

左側を巻いて行くと、鎖とジャンの文字が

ここからトップまではここまで来られる人なら全く問題ありません

6:30 ジャンダルム

これから向かう道

まだまだ先は長く険しいので、ジャンダルムの感慨もそこそこに先に進みます

相変わらず風はそれなりに吹いていて涼しいので快適です

ずっと岩場で緊張の連続かと思ってましたが、普通に歩けるところも結構あります

というか、普通に歩きながら、超危険なところが時々現れるっていう感じです

7:05 よく見るルンゼ状の急降下

この辺は落石が怖いですが、前にも後ろにも誰もいないので、その点は気が楽です

次のお相手、天狗岩

7:35 天狗のコル

ここが最後のエスケープルートになりますが、エスケープする気はさらさらありません
コースタイムでは西穂まで半分の位置になります

この先、いきなりのほぼ垂直鎖場があります

まあ、鎖があるだけマシです
大変だなーと思いながら一休みしていると、岳沢方面から2人組みが現れてビックリしました

その2人が登りきったのを確認し、自分も登っていきます

8:00 天狗岩山頂

次に向かうは間ノ岳

この辺から風も止み、暑くなってきました

8:15 逆層スラブ

岩が乾いていたので鎖も必要なくクリア

9:10 間ノ岳

ここに着いて一休み
この写真の文字を見て、間ノ岳はまだ先なのかと思いました
それが間ノ岳だと理解するのにしばらくかかりました

次は赤岩岳?

この辺から腰に違和感を感じだしました
変な体勢をとると、ギックリ腰になりそうな感じです
こんなところでギックリ腰になったら大変なので一歩一歩慎重に進みます
前半、涼しくて水を飲まなかったのが影響したのでしょうか

9:45 ここを登りきると2つのピークが見えました

奥に人がたくさんいるピークが見えるので、あれが西穂かな?
ということは、もう一つ先が赤岩岳?

次のピークを登りきると

10:15

人がいっぱいいるので、あれが西穂でしょう
とりあえずのゴールが見えました

10:20 西穂高岳

難所の縦走を達成しました

ここで感慨に更けりながら大休憩と思ってましたが、人が多かったのと、どうも腹の調子がよろしくないので一休みして下っていきます

山荘まで2時間
もってくれ、オレの腹

この先は一般ルートなので気を抜きがちですが、一般ルート故、岩が踏まれていてツルツル滑ります
むしろ、西穂から先の方が危なかったです

10:55 たぬき岩

11:05 ピラミッドピーク

この辺まで来ると、とにかく暑いです

それより気になるのが、進行方向右斜め前にロープウェイの乗り場は見えています
が、そこに行くには結構な登り返しがあるように見えます
ややこしいエリアの調べはしましたが、最後の最後に登り返しがあることの情報はありませんでした

12:00 丸山

ここまで来れば、山荘は目の前のはず・・・

が、なかなか遠い・・・
誰だ、すぐ目の前って言ったのは

12:15 西穂山荘

なんとか間に合いました

ほっとしたのでコーラを補給

ロープウェイまではまだ1時間
地味に長いです

15分ほど休憩し、文明の利器に向け歩きます

蒸し暑い樹林帯を無になって歩きます
疲れた足に堪えます

最後の登り返しの恐怖をかかえながら歩いていると

13:15 登山道出口

あれ?

13:20 西穂高駅

着いた(笑)

そんなに登り返しはありませんでした

ロープウェイは30分に1本
5分前に出たようです

第一、第二ロープウェイの通し券と荷物券を買います
トイレでタオルを濡らして体を拭くと生き返ります
自販機でコーラ 160円という表示だったので、200円を入れましたがランプが点かない・・・
しかたがないのでいろはすで水分補給

ロープウェイの乗り継ぎが地味に面倒でわかりづらかったです

駐車場までも地味に遠い
疲れた足を引き摺りながら駐車場に戻ってきました

2年越の難ルート
3日間とも天気に恵まれ、最高の山登りができました
山歩きっていうより、山登りですね
これでしばらくは岩はいいかな(笑)

西穂から登るか、南岳から下るかどちらがいいかと聞かれれば、自分的には南岳からがいいと思います
というのも、北穂への登りにしろ、ジャンダルム基部への登りにしろ、登りだから通過できたようなところが何箇所かあったからです
そこを下りに使うのは・・・
自分は嫌ですね

このあとはひらゆの森でさっぱりしました

久しぶりの風呂は熱かったです(笑)

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