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不帰嶮に挑戦してきました
とにかく色々なことがありました
前回、筑波山に行った時から車に気になる症状が出ていました
60キロを超えた辺りから振動が出てきます
タイヤの空気圧の問題かなと思ったので、調整してみましたが直っていませんでした
高速では少し怖い思いもしましたがなんとか白馬に到着
途中で夕飯としてゆで卵を買ったつもりでしたが
割ってみたら生卵でした
24時前に八方第2駐車場に到着しましたが、8割方埋まってました
栂池行きの始発は6時半なのでのんびりできそうです
明るくなってきたころ周りがバタバタし始めました
駐車場にはタクシーも待機していて次々と出発していきます
栂池はロープウェイの時間に縛られるので、猿倉に行くんでしょう
始発まではまだ時間があるので朝食を食べているとバス停に並んでいる結構な人数の人影が
これはマズイと思い、急いで準備して列に並びます
栂池行きの始発まではまだ45分あります
バスターミナルの券売所が開いたので乗車券を購入
バス停は猿倉行きと栂池行きが同じ所のようです
程なくして1台のバスが到着
猿倉行きの始発です
自分の前に並んでいた人
自分の後に並んでいた人
全てがそのバスに乗っていきました
栂池行き始発まではまだ30分
一人で座っているとポツポツと人が並んできます
結局、栂池行きのバスが到着した時点で並んでいたのは5人
早くから並ぶ必要は全くありませんでした
そんなこんなもありながら初の栂池に到着
つがいけロープウェイのチケット売り場はまだ閉まってます
チケット売り場が開いたのでチケットを購入
通常であれば券売機で買えるようですが、なにかトラブルがあったようで窓口で買いました
自分の立てたプランだとロープウェイの開始が7時半になってましたが、今日は8時からのようです
スタートから30分押し
ゴンドラリフトとロープウェイを乗り継いで自然園駅へ
先日の腰のこともあるので慎重にゆっくり登ります
樹林帯を登っていきますが、そんなに暑くはないです
花とかはあんまりありませんでした
その先は岩が多くなってきます
結構風が吹いてます
ここで一休み
ヤバい感じです
風にのって時折ポツポツと冷たいものが当たります
不安感があるのでペースを上げます
ペースを上げたからなのか左足の太ももがつるようになってきました
エアーサロンパスを吹きかけてなんとか凌ぎますが、今度は右足の太ももがつるようになってしまいました
足を引き摺るようにしてなんとか登っていきます
小蓮華山に向かって登っている途中で結構降り出してきました
風も強いので横殴りの雨です
傘では凌げないので久しぶりにレインウェア上下を着ます
辺りはすっかり暴風雨
大池山荘に引き返そうか本気で考えましたが頂上宿舎に予約もしてあることだし
電波も届かないのでキャンセルの連絡もできないし
必死で進みます
手もかじかんできます
止まったら死ぬという恐怖が湧き上がってきます
小屋を目指して必死に登ります
百名山追加の感慨は1ミリもありません
写真だけ撮って通過します
程なくして小屋に到着
受付のある建物に入ったときは疲労からか目が回ってきました
少し休んで落ち着いたので受付の人に訪ねます
「テントで予約したんですが、小屋泊に変更できますか?」
すると
「テントでしたら受付はここではなくて、10分ほど降りたところの小屋になります」
ん?小屋泊の人とテント泊の人の受付がそんなに離れてるのか?
本当にもう歩きたくなかったですが仕方がないので冷たいレインウェアを着て暴風雨の中に出ていきます
少し下ると見えてきました
白馬岳頂上宿舎
ん?さっきは白馬山荘って書いてあったような
全然頭が回っていなくて
どうやら山頂直下に2つの山小屋があるようで
テン場があるのは頂上宿舎の方
下ってくる途中で風裏に入ったのか少し風が弱くなりました
これならツェルトでいけるかな?
って思ったので、テン場を見に行きました
ほぼいっぱいです
が、すごい風が
テントでも変形するほど
とてもじゃないですがツェルトでは凌げそうもありません
この風の中、張る自信もありません
仕方がないのでテント受付で小屋泊変更を申し出ると、小屋泊受付で聞いてほしいとのこと
小屋泊受付で聞いたところ大丈夫とのことなので、北アルプスで初めての小屋泊になりました
お金を多めに持っててよかったです
素泊まり8000円
テン泊よりプラス5500円ですが致し方ありません
小屋泊の勝手がわからず不安ですが、とりあえず静かに布団でゴロゴロします
荷物の整理をしていると、携帯電話がありません(データ通信用のスマホはあります)
どうやら車で充電しててそのまま置いてきたようです
それでは救助要請しようにも予約をキャンセルしようにも連絡できませんでした
外では強い風の音が一晩中していました
こんな中でツェルトで寝ていたらどうなっていただろう
布団は快適です
家の敷布団よりいい敷布団でした
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