さて、勝負の朝
ウォーミングアップにはちょうどいいです
こちらも登りやすいです
最初の下りがえげつないです
意外に多くの人が歩いてました
南峰から最初の下りが少し大変ですが、そんなに難しくはありません
北峰とキレット方面の分岐なので、荷物をデポして北峰に登ります
分岐点に戻ってヘルメットとセルフビレイをセットします
同行者とはここでお別れ
明日、車を扇沢からエスカルプラザへ回送してもらいます
9:40 出発
ちょっと岩場はありますが、さほど難しくない斜面を一気に下ります
この橋を渡ると
落ちたら死にますが、岩が乾いていればそんなに難しくはないです
ここで一休み
水を補給します
この先は五竜山荘まで補給ができないので、1.5L持ちましたが・・・
8:50 出発
ガレ沢を登ります
あいにく今日は後続がいませんが、周りに人がいると石を落とさないかが怖いです
日差しが強くて暑いので、必要ないところではヘルメットを脱ぎます
水をどんどん消費していきます
長いです
しかも何回か登り返しがあります
日陰で休みたいですが、日陰がありません
水が足りるか心配になってきました
G5に近づいてきます
取り付きで水分補給&ヘルメット装着
間違えて岩の右側を登ってしまいましたが、左側を巻きます
登りだからまだいいですが、下りには使いたくありません
水だとガブガブ飲んでしまうので、暑いものもいいかもしれません
水がギリギリです
30分ほどのんびり休憩して
そんなに崩れやすい斜面ではないので、マーキングを丁寧に拾って登っていきます
下から見上げると果てしない高さに見えますが、意外にどんどん標高が上がっていきます
山荘からのルートに合流します
ここから山頂まではほんの少しです
ちょっと雲は出てきちゃいましたが、5年ほど前に登った時は真っ白でしたので、今回は素晴らしい景色を見ることができました
八峰キレットと名前は有名ですが、難易度的にはそれほどでもないです
劒岳の方が余程難しいです
八峰キレットよりはG5周辺の方が難易度的には高いです
ただそれも自分が落ちて死ぬという恐怖よりも石を落として他人に怪我をさせる怖さの方が上です
ただ、距離が結構あるので、その辺の体力は必要になります
今回はテン泊装備なので、結構足にきてます
やっと来れたルートなので満足なんですが・・・
ちょっと物足りなかったというか・・・
写真を撮って下山開始
結構遠いです
12:40 分岐
そして意外に長い・・・
次の日は山頂で日の出を見ようと思ってましたが、下りで心折れました
明日はのんびり過ごすことにします
13:00 五竜山荘
疲れてて写真を撮るのも忘れてました
とにかく日差しが暑いのでテントを張る気力もありません
傘をさしてコーラを飲みながら一息入れて、やっとテントを張りましたが、とてもじゃないけど暑くて中に入れません
夕方になってやっと涼しくなったのでテントで一休みしました
夜になると遠くから雷鳴が聞こえてきます
不安になりますが、とにかく近くに来ないでくれと祈ります
しばらくすると雷もおさまりましたのでひと眠りできました
ふと目を覚まして外を見ると満天の星空
天の川も見えてますが、やっぱり写真には上手く撮れないのでした
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